“戸塚”の読み方と例文
読み方割合
とつか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから近いもの/\と段々に上げて、仕舞しまい戸塚とつかと云う老医と私と二人になり、新橋の川岸について、戸塚は麻布に帰り私は新銭座しんせんざに帰らねばならぬ。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
一里九町走ってほどの宿。二里九町走って戸塚とつか。さらに二里飛ばして藤沢ふじさわ。よつや、平塚ひらつかと走りつけてこの間が二里半。大磯おおいそ、小田原と宿継ぎに飛ばして、ここが四里。
江戸時代には箱根の温泉まで行くにしても、第一日は早朝に品川しながわって程ヶ谷ほどがや戸塚とつかに泊まる、第二日は小田原おだわらに泊まる。そうして、第三日にはじめて箱根の湯本ゆもとに着く。
綺堂むかし語り (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)