“とうゐん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
洞院50.0%
東院50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すはだしで、その染殿そめどのひがしもんよりはしで、きたざまにはしつて、一條いちでうより西にしへ、西にし洞院とうゐん、それからみなみへ、洞院下とうゐんさがりはしつた。
春着 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
いへ土御門西つちみかどにし洞院とうゐんにありければで、むとひとしくたふれた、とふのが、今昔物語こんじやくものがたりにえる。
春着 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
建築に於ても、東大寺の法華堂ほつけだう、法隆寺東院とうゐん夢殿ゆめどの新薬師寺しんやくしじ、正倉院その他が、当時のおもかげを伝へてゐる。
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)