“とうめい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
透明84.2%
党名5.3%
唐名5.3%
東明5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人間だって血液けつえきの赤い色と毛髪もうはつの色などをとりのぞけば、からだじゅうが無色むしょく透明とうめいになってしまうんだ。ガラスとたいしてちがわないよ
とにかく、若君わかぎみは、はじめておおらかな正義せいぎの天地を自由に馳駆ちくするときがきたと、非常ひじょうなおよろこびで、以後いご武田残党たけだざんとうの名をすてて、われわれ一党名とうめいも、天馬侠党てんまきょうとうとよぶことにきまったのだ。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
朝散ちょうさん太夫だいぶとは、支那唐朝の制にてじゅ品下ほんげの雅称、我国にて従五位下の唐名とうめいとある。
「古」といふのは私が能く申しますが、朝鮮の上古の傳説では自分の國の元祖を「沸流ふる」といふ者だと考へる系統と、それから「東明とうめい」といふ者だと考へる系統と二つある。
近畿地方に於ける神社 (旧字旧仮名) / 内藤湖南(著)