“とうない”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
塔内25.0%
糖内25.0%
藤内25.0%
随分25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にがっぽく嘲笑あざわらい、じッと、鷲のかげを見つめていたが、やがて、右手に持っていた金無垢肉彫きんむくにくぼりのたか黄金板おうごんばん——それはいまの塔内とうないから引ッぺがしてきた厨子ずし金物かなもの
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
けれど、かれのからだがそこへかくれるやいな、うるしのような塔内とうないやみから、とつじょ
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
アガール糖内とうないで培養した肺炎菌を生クリームにまぜて食わした。
青髯二百八十三人の妻 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
摂津判官盛澄、橘内きつない左衛門尉季康すえやす藤内とうない左衛門尉信康、阿波民部父子以下三十八人であった。
え死をまぬかれたわけやが、そこのおばはんいうのが、こらまた随分とうないりん気深い女子おなごで、亭主が西瓜すいか時分になると、大阪イ西瓜売りに行ったまンま何日も戻ってけえへんいうて、大騒動や。
アド・バルーン (新字新仮名) / 織田作之助(著)