随分とうない)” の例文
旧字:隨分
え死をまぬかれたわけやが、そこのおばはんいうのが、こらまた随分とうないりん気深い女子おなごで、亭主が西瓜すいか時分になると、大阪イ西瓜売りに行ったまンま何日も戻ってけえへんいうて、大騒動や。
アド・バルーン (新字新仮名) / 織田作之助(著)