“とうきょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:トウキョウ
語句割合
東京93.2%
塔橋2.3%
盗侠2.3%
答教2.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
明治十一年のこと、当時私は廿五にじゅうご歳の青年であったが、東京とうきょうへ上京して四年後で、しば花園橋はなぞのばしぐ近所の鈴木すずき某氏の門弟であった頃だ。
死神 (新字新仮名) / 岡崎雪声(著)
この倫敦塔を塔橋とうきょうの上からテームス河を隔てて眼の前に望んだとき、余は今の人かはたいにしえの人かと思うまで我を忘れて余念もなくながめ入った。冬の初めとはいいながら物静かな日である。
倫敦塔 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
三十何呎なんフィイト蟒蛇うわばみを退治した話や、広東カントン盗侠とうきょうランクワイセン(漢字ではどんな字に当るのだか、ルウズ氏自身も知らなかった。)
長江游記 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
また楊修は「答教とうきょう」という一書を作って曹子建に与え
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)