“てんしゆつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
点出50.0%
點出50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
半世紀のむかし青々とした樹木のあひだに唯一つ真白なペンキ塗の家屋の点出てんしゆつせられてゐたのは、開校当初の早稲田専門学校の校舎であつたのだ。
冬の夜がたり (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
必然ひつぜんあく」を解釋かいしやくして遊歩塲いうほぢやう一少女いつせうぢよ點出てんしゆつしかの癖漢へきかん正義せいぎ狂欲きやうよくするじやうえがき、あるひ故郷こきやうにありしときのあたゝかきゆめせしめ、生活せいくわつ苦戰塲くせんぢやうりて朋友はうゆう一身いつしんだんずるところあり。
罪と罰(内田不知庵訳) (旧字旧仮名) / 北村透谷(著)