“てり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
86.7%
6.7%
耀6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ソラ来たぞ何だか堅いものが。これはてりゴマメだ。石のようにコチコチしている。歯太郎さんがまないと見えて魚の形がそっくりしている。
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
「にほひ」の語は、香臭を稱するのが今の常になつて居るが、それのみでは無い、色のてり、聲の韻、劔の光、人の容、すべてこれを「にほひ」と云ふのである。
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
国王これをおとない眼を開きて相面せよといいしに、わが眼睛耀てりて、君輩当りがたしと答え、国史に猿田彦大神、眼八咫鏡やたのかがみのごとくにして、赤酸漿あかかがちほどかがやく、八百万やおよろず神、皆目勝まかちて相問うを得ずとある。