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てなべ
ふりがな文庫
“てなべ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
手鍋
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
手鍋
(逆引き)
……あの戸口には、羽衣を奪われた素裸の天女が、
手鍋
(
てなべ
)
を提げて、その男のために苦労しそうにさえ思われた。
小春の狐
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
手鍋
(
てなべ
)
提
(
さ
)
ぐる
意氣
(
いき
)
に
激
(
げき
)
して、
所帶
(
しよたい
)
の
稽古
(
けいこ
)
に
白魚
(
しらうを
)
の
魥
(
めざし
)
造
(
つく
)
る
也
(
なり
)
。
然
(
しか
)
も
目
(
め
)
を
刺
(
さ
)
すがいぢらしとて、ぬきとむるは
尾
(
を
)
なるを
見
(
み
)
よ。
絲
(
いと
)
の
色
(
いろ
)
も、こぼれかゝる
袖口
(
そでくち
)
も、
繪
(
ゑ
)
の
篝火
(
かゞりび
)
に
似
(
に
)
たるかな。
婦人十一題
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
浜で
手鍋
(
てなべ
)
の時なんかは、調子に乗って
沼夫人
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
てなべ(手鍋)の例文をもっと
(5作品)
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