“てつど”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
手伝40.0%
鉄扉40.0%
手助20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
禾場うちばには村の人達が寄って、板をけず寝棺ねがんこさえて居る。以前もとは耶蘇教信者と嫌われて、次郎さんのお祖父じいさんの葬式の時なぞは誰も来て手伝てつどうてくれる者もなかったそうだ。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
「だが、毒瓦斯どくガスが来ると、このあなの中は駄目になるぜ。駅長に云って、早く入口の鉄扉てつどを下ろさせようじゃないか」
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「玄蕃生け捕りに手助てつどうた者どもへは、そのことごとくへ褒美あるであろう。老若男女に限らず、訴人の百姓は、明日、一緒にまかり出るがよい」
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)