“てうしよ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
兆庶33.3%
弔書33.3%
調書33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まことに朕が訓導くんだうあきらかならざるにりて、民多く罪に入れり。めは一人ひとりに在り。兆庶てうしよあづかるにあらず。宜しく寛宥くわんいうを存せ令めて仁寿にんじゆのぼらせ、瑕穢かゑたらしてみずかあらたにする事を許すべし。天下に大赦だいしやし。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
次に「大下の岳母樣」が亡くなつたと聞いたのに、弔書てうしよを遣らなかつたわびが言つてある。改年後始めて遣る手紙にくやみを書いたのは、壽阿彌が物事にかゝはらなかつた證につべきであらう。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
調書てうしよの紙に罪人が指紋を押付くる如し。
頌歌 (旧字旧仮名) / ポール・クローデル(著)