“つくも”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ツクモ
語句割合
九十九75.0%
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
九十九つくもおきなうつし世の
若菜集 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
またここへ来て、はじめて島原の九十九つくも島を望見しることにおいて、風景の上に特色を持つ。
雲仙岳 (新字新仮名) / 菊池幽芳(著)
チベットでは立ってお便ちょうずをすることは在家ざいけの男でなくてはほとんどやらないです。僧侶及び婦人、在家の男子でも少し心掛けのある者はみなつくもって小便をする。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
この時は僧侶にとってはラサ府に居って一番気色きしょくのよい時で、どこへ行っても美しい。平生へいぜいは僧侶でも婦人でもちょっとつくもって垂流たれながしをやるですが、この時はそういう訳に行かんです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)