“ちんぜい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鎮西87.5%
鎭西12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鎮西ちんぜい八郎でも一たまりもない、まして道庵先生の如きに於ては、直さんに会っちゃ、ほんとうにかなわないという賞讃をこめたのかも知れません。
大菩薩峠:35 胆吹の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
安島二郎というのは当主、安島一郎子爵の弟で、現在、鎮西ちんぜい電力会社の重役をしている。有名な道楽者だ。兄の炭坑王のうちに同居していると見える。
山羊髯編輯長 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
右の通り御轉任ごてんにんにて八代將軍吉宗公と申上奉つる時に三十三歳なり寶永はうえい四年紀州家きしうけ御相續より十月とつき目にて將軍に任じ給ふ御運ごうん目出度めでたき君にぞありけるこれよつて江戸町々は申すにおよばず東は津輕つがるそとはま西は鎭西ちんぜい薩摩潟さつまがたまでみな萬歳ばんざい
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
鎭西ちんぜいらう爲朝ためともぢやあるめえし」