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ちくてん
ふりがな文庫
“ちくてん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
逐電
88.9%
逐天
8.3%
逐轉
2.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
逐電
(逆引き)
「あいつ、大阪を
逐電
(
ちくてん
)
したが、今度参ったなら、元々へ戻るよう、よく申し聞かせておいてやれ。よく働く——親爺に似て、なかなかの才物じゃ」
南国太平記
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
ちくてん(逐電)の例文をもっと
(32作品)
見る
逐天
(逆引き)
が、翌日瀬沼兵衛の
逐天
(
ちくてん
)
した事が知れると共に、始めてその
敵
(
かたき
)
が明かになった。甚太夫と平太郎とは、年輩こそかなり違っていたが、
背恰好
(
せいかっこう
)
はよく似寄っていた。
或敵打の話
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
ちくてん(逐天)の例文をもっと
(3作品)
見る
逐轉
(逆引き)
逐轉
(
ちくてん
)
して此大江戸へ出てより
所々
(
しよ/\
)
方々
(
はう/″\
)
の
小稼
(
こかせ
)
ぎは言はずと知れし
小盜人
(
こぬすびと
)
盜
(
ぬす
)
みし金や
神農
(
しんのう
)
も
嘗殘
(
なめのこ
)
したる
質種
(
しちぐさ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
謂
(
いは
)
れ無く
撲殺
(
うちころ
)
し村方を
逐轉
(
ちくてん
)
して江戸へ出小川町竹田長生院方へ奉公に
住込
(
すみこ
)
み奉公中
竊鼠々々
(
こそ/\
)
物を
盜
(
ぬす
)
み
溜
(
ため
)
其後麹町へ醫業を開き一時
僥倖
(
さいはひ
)
を得ると雖も
忽
(
たちま
)
ち
病家
(
びやうか
)
も無なりしより
惡漢者
(
しれもの
)
を
集
(
あつ
)
めて博奕宿を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
ちくてん(逐轉)の例文をもっと
(1作品)
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