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質種
ふりがな文庫
“質種”の読み方と例文
読み方
割合
しちぐさ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しちぐさ
(逆引き)
もじもじしながら、私は
質種
(
しちぐさ
)
を出して金の
融通
(
ゆうずう
)
を頼んだ。番頭は小うるさそうにしていたが、私の顔をじろじろと眺めながら言った。
何が私をこうさせたか:――獄中手記――
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
逐轉
(
ちくてん
)
して此大江戸へ出てより
所々
(
しよ/\
)
方々
(
はう/″\
)
の
小稼
(
こかせ
)
ぎは言はずと知れし
小盜人
(
こぬすびと
)
盜
(
ぬす
)
みし金や
神農
(
しんのう
)
も
嘗殘
(
なめのこ
)
したる
質種
(
しちぐさ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
質種
(
しちぐさ
)
につきて綿メリヤスの汚れたままのシャツや座ぶとんまで質屋にもっていってことわられたり、くいつめて友人の家を一日ずつ居候めぐりをするというようなことだけだった。
風
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
質種(しちぐさ)の例文をもっと
(3作品)
見る
質
常用漢字
小5
部首:⾙
15画
種
常用漢字
小4
部首:⽲
14画
“質”で始まる語句
質
質問
質子
質素
質朴
質屋
質入
質物
質樸
質店
“質種”のふりがなが多い著者
金子ふみ子
壺井栄
作者不詳