“だいじや”の漢字の書き方と例文
語句割合
大蛇100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのとき一人の皇子がどうしたものでしたか、おそばの者と別れて、独りで逃げ迷つていらつしやいました。風にあふられた火は大蛇だいじやの舌のやうにペロリ/\とお軒先をめてまゐります。
拾うた冠 (新字旧仮名) / 宮原晃一郎(著)
わがする幅広はゞびろの帯こそ大蛇だいじやなれ
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
うろこひかつても、それ大蛇だいじやでも、しづかなあめでは雷光いなびかり憂慮きづかひはない。
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)