トップ
>
たんぜん
ふりがな文庫
“たんぜん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
丹前
46.9%
端然
30.6%
湛然
10.2%
赧然
10.2%
痰喘
2.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
丹前
(逆引き)
家に在る時は、もっぱら
丹前
(
たんぜん
)
下の浴衣である。銘仙の絣の単衣は、家内の亡父の遺品である。着て歩くと
裾
(
すそ
)
がさらさらして、いい気持だ。
服装に就いて
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
たんぜん(丹前)の例文をもっと
(23作品)
見る
端然
(逆引き)
こう言って彼は
風呂
(
かま
)
の前に
端然
(
たんぜん
)
として控えていたが、伝二郎にも、それから丁稚にさえ
自身
(
てずから
)
湯を汲んで薄茶を奨めてくれた。
釘抜藤吉捕物覚書:07 怪談抜地獄
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
たんぜん(端然)の例文をもっと
(15作品)
見る
湛然
(逆引き)
すべて意識の統一は変化の上に超越して
湛然
(
たんぜん
)
不動でなければならぬ、而も変化はこれより起ってくるのである、即ち動いて動かざるものである。
善の研究
(新字新仮名)
/
西田幾多郎
(著)
たんぜん(湛然)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
赧然
(逆引き)
同時にいまさらのように、そのとき不注意にわきみをするとか隣のものに話しかけるとかしたかも知れなかった自分をふり返ってわたしは
赧然
(
たんぜん
)
とした。
浅草風土記
(新字新仮名)
/
久保田万太郎
(著)
たんぜん(赧然)の例文をもっと
(5作品)
見る
痰喘
(逆引き)
熱海へ來て一時よくなつたが、湯に入り過ぎて、こんどは、「氣、逆上シ、胸フサガリ、
痰喘
(
たんぜん
)
、臥スモ能ハズ」といふ苦しみ方であり「
喘聲
(
ぜんせい
)
、四隣ニ聞ユ」とも誌してある。
折々の記
(旧字旧仮名)
/
吉川英治
(著)
たんぜん(痰喘)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
たんねん
どんぶく
たんせき
きちん
しゃん
しやん
ちゃん
ちゃんと
ぢつ
はなじろ