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たまの
ふりがな文庫
“たまの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
玉野
25.0%
多摩野
25.0%
玉乗
25.0%
球乗
25.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
玉野
(逆引き)
そして、
旅宿
(
りょしゅく
)
に二人
附添
(
つきそ
)
つた、
玉野
(
たまの
)
、
玉江
(
たまえ
)
と云ふ女弟子も連れないで、一人で
密
(
そっ
)
と、……
日盛
(
ひざかり
)
も
恁
(
こ
)
うした身には苦にならず、
町中
(
まちなか
)
を見つゝ
漫
(
そぞろ
)
に来た。
伯爵の釵
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
一人が
最
(
も
)
う、
空気草履
(
くうきぞうり
)
の、
媚
(
なまめ
)
かしい
褄捌
(
つまさば
)
きで駆けて来る、目鼻は
玉江
(
たまえ
)
。……
最
(
も
)
う一人は
玉野
(
たまの
)
であつた。
伯爵の釵
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
たまの(玉野)の例文をもっと
(1作品)
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多摩野
(逆引き)
高時の弟、北条泰家は、右近ノ大夫入道
恵性
(
えしょう
)
ともいって、まだうら若いが、兄高時とひとしく
法体
(
ほったい
)
の武人であった。が、今日はもちろん
大鎧
(
おおよろい
)
に身を装い、総大将として、
多摩野
(
たまの
)
に駒をたてていた。
私本太平記:08 新田帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
たまの(多摩野)の例文をもっと
(1作品)
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玉乗
(逆引き)
活動写真だの、
連鎖劇
(
れんさげき
)
だの、
玉乗
(
たまの
)
りだの、手品つかいの見せ物などを覗いて廻ると、己は一日居ても飽きない。
小僧の夢
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
たまの(玉乗)の例文をもっと
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球乗
(逆引き)
そうして
寄席
(
よせ
)
へ連れて行かれたり、活動写真を見て来たりした。又、おばあさんとだけやらされるときもあったが、そんなときには私はいつも
球乗
(
たまの
)
りや花屋敷などへ彼女を引っぱって行った。
幼年時代
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
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