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ただもの
ふりがな文庫
“ただもの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
只者
30.4%
唯者
30.4%
凡者
26.1%
凡物
8.7%
唯物
4.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
只者
(逆引き)
と同時に、どう考えても相手の腕の
冴
(
さ
)
えを認めないわけにはゆかないことです。そこで兵馬は、かの天蓋の男が
只者
(
ただもの
)
でないということを考えました。
大菩薩峠:19 小名路の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
ただもの(只者)の例文をもっと
(7作品)
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唯者
(逆引き)
老人は
空
(
そら
)
うそぶいて取り合おうともしない。こいつ油断がならないぞ。ヨボヨボしたおやじだけれど、眼の色が
唯者
(
ただもの
)
ではない。
人間豹
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
ただもの(唯者)の例文をもっと
(7作品)
見る
凡者
(逆引き)
勿論、
凡者
(
ただもの
)
の
所業
(
しわざ
)
ではない、夕方、横川を
渉
(
わた
)
って
飯室谷
(
いいむろだに
)
へかかった天城四郎とその手下どもの襲ったことから始った事件であった。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ただもの(凡者)の例文をもっと
(6作品)
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▼ すべて表示
凡物
(逆引き)
果たしてこの猫背の老僧は
凡物
(
ただもの
)
でなかったのである。
宮本武蔵:03 水の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ただもの(凡物)の例文をもっと
(2作品)
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唯物
(逆引き)
「まったくあの女は
唯物
(
ただもの
)
ではござらなんだ。あれが世にいう鬼女でござろう。」
青蛙堂鬼談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
ただもの(唯物)の例文をもっと
(1作品)
見る
“ただもの”の意味
《名詞》
(通常打ち消しを伴い)普通の人。並の人。
《形容動詞》
(context、dated)ひたすら。やたら。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
たゞもの
ぼんぶつ
ゆいぶつ