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たかまきゑ
ふりがな文庫
“たかまきゑ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
高蒔繪
80.0%
高蒔絵
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
高蒔繪
(逆引き)
清左衞門の取出したのを見ると、
梨地
(
なしぢ
)
に菊の花を
高蒔繪
(
たかまきゑ
)
にした見事な手文庫の、朱の紐を卷いた封は破られて、中を開けると、二三枚の小菊と、見すぼらしい短刀が入つて居るだけです。
銭形平次捕物控:035 傀儡名臣
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
紐
(
ひも
)
の色、
高蒔繪
(
たかまきゑ
)
、いくらか似ては居りますが、よく/\見ると、まるつ切り違つた品で、
金蒔繪
(
きんまきゑ
)
で散らした紋も、鷹の羽が何時の間にやら
抱茗荷
(
だきめうが
)
になつて、嚴重にした筈の封印もありません。
銭形平次捕物控:022 名馬罪あり
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
たかまきゑ(高蒔繪)の例文をもっと
(4作品)
見る
高蒔絵
(逆引き)
紋羽二重
(
もんはぶたへ
)
の
小豆鹿子
(
あづきかのこ
)
の
手絡
(
てがら
)
したる
円髷
(
まるわげ
)
に、
鼈甲脚
(
べつこうあし
)
の
金七宝
(
きんしつぽう
)
の玉の
後簪
(
うしろざし
)
を
斜
(
ななめ
)
に、
高蒔絵
(
たかまきゑ
)
の
政子櫛
(
まさこぐし
)
を
翳
(
かざ
)
して、
粧
(
よそほひ
)
は
実
(
げ
)
に
塵
(
ちり
)
をも
怯
(
おそ
)
れぬべき人の
謂
(
い
)
ひ知らず
思惑
(
おもひまど
)
へるを、
可痛
(
いたは
)
しの
嵐
(
あらし
)
に
堪
(
た
)
へぬ花の
顔
(
かんばせ
)
や
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
たかまきゑ(高蒔絵)の例文をもっと
(1作品)
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