“たかだ”の漢字の書き方と例文
語句割合
高田100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すると先生は、高田たかださんこっちへおはいりなさいと言いながら五年生の列のところへ連れて行って、たけを嘉助とくらべてから嘉助とそのうしろのきよの間へ立たせました。
風の又三郎 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
越後えちご高田たかだだとか陸中の花輪はなわだとか、雪の深い町では好んで設けます。その冬の日、この小店を縫って、店を次から次へと見て歩くのは、旅する者の眼を忙しくさせます。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
頃日このごろく——當時たうじ唯一ゆいつ交通機關かうつうきくわん江戸えど三度さんどとなへた加賀藩かがはん飛脚ひきやく規定さだめは、高岡たかをか富山とやまとまり親不知おやしらず五智ごち高田たかだ長野ながの碓氷峠うすひたうげえて、松井田まつゐだ高崎たかさき江戸えど板橋いたばしまで下街道しもかいだう
麻を刈る (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)