“たかた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
高田90.0%
田方10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
秋骨君が言う処おおいにわが意を得たものである。こはただちに移して代々木よよぎ青山あおやまの練兵場または高田たかた馬場ばば等に応用する事が出来る。
新井の薬師の帰りに、大久保へ出て野々宮君の家へ回ろうと思ったら、落合おちあい火葬場やきばの辺で道を間違えて、高田たかたへ出たので、目白めじろから汽車へ乗って帰った。
三四郎 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
毎日のように半蔵は背戸田せとだへ見回りに出た。時には宿役人一同と出入りの百姓を引き連れて、暴風雨あらしのために荒らされた田方たかた内見分ないけんぶんに出かけた。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)