“たがた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
田方83.3%
田県16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
伊豆にも田方たがた対島たじま町大字八幡野やはたのは岡と浜との二つの部落に分れ、その間七町ばかりを隔て二村のごとしと『伊豆志』巻三に見えている。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
伊豆では今の田方たがた郡田中村大字宗光寺の百姓惣兵衛そうべえが娘はつ十七歳、今から二百十余年前の宝永ごろに、突然家出をして行方不明であった。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
北多摩郡の多穀神社、笠島の道祖神、屋張の国の田県たがた神社、印旛いんば郡の熊野神社、奥州塩屋の金精神こんせいしん、信濃の△△、日向ひゅうがの△△、四国の五剣山つるぎさん、美濃の山神、いくらもあります! いくらもあります!
剣侠受難 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)