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田方
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たがた
ふりがな文庫
“
田方
(
たがた
)” の例文
伊豆
(
いず
)
の
田方
(
たがた
)
郡の盆の竈などは、これを作り上げる者は十四歳の娘ときまっていた。珍しい話だがその時は必ず腰巻を取って出て来た。
こども風土記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
「ついぞ聞いたことのねえ所だが、高麗村というと、やはりこの伊豆の
田方
(
たがた
)
のうちなのかな」
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
伊豆にも
田方
(
たがた
)
郡
対島
(
たじま
)
町大字
八幡野
(
やはたの
)
は岡と浜との二つの部落に分れ、その間七町ばかりを隔て二村のごとしと『伊豆志』巻三に見えている。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
伊豆では今の
田方
(
たがた
)
郡田中村大字宗光寺の百姓
惣兵衛
(
そうべえ
)
が娘はつ十七歳、今から二百十余年前の宝永ごろに、突然家出をして行方不明であった。
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
翌朝行って見ると、地蔵の手が田の畔に落ちていたというのもおかしな話であります。(伊豆志。静岡県
田方
(
たがた
)
郡
函南
(
かんなみ
)
村仁田)
日本の伝説
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
▼ もっと見る
念仏でなくとも、高声に何か物をいえば湧くのだといった人もありますが、だまって見ていても自然に湧き上ったのかも知れません。(広益俗説弁遺篇其他。静岡県
田方
(
たがた
)
郡熱海町)
日本の伝説
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
同
田方
(
たがた
)
郡
こども風土記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
田
常用漢字
小1
部首:⽥
5画
方
常用漢字
小2
部首:⽅
4画
“田方”で始まる語句
田方式
田方郡
田方松造