“たかすけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
隆資53.3%
高資20.0%
高助20.0%
鷹助6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
即ち北畠親房、四条隆資たかすけ等の共同作戦計画が出来たので、本営を此の地に据えて、吉野の軍と相策応したのである。
四条畷の戦 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
補佐する高資たかすけに至っては——長崎高資に至っては、貪慾どんよくにして苛察かさつの小人、賄賂をむさぼり訴訟を決し、私情をもって人事を行い、ひたすら威服をほしいままにす。……人心北条氏を離れおるぞ!
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
次に贔屓にしたのは五代目沢村宗十郎さわむらそうじゅうろうである。源平げんべえ、源之助、訥升とつしょう、宗十郎、長十郎、高助たかすけ高賀こうがと改称した人で、享和二年に生れ、嘉永六年十一月十五日に五十二歳で歿した。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
殺して金百兩をうばり其上にて關宿せきやどの藤五郎の博奕場ばくちばで四人と言者を切て又さかひの町でも鷹助たかすけに手疵をおはせしこと寶珠屋はうじゆや大坂屋のことからしてオヽそれ/\其前のことだ栗橋の土手どて眞田商人さなだあきんど
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)