“たいとくわい”の漢字の書き方と例文
語句割合
大都会100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雪国の人は春にして春をしらざるをもつて生涯しやうがいをはる。これをおもへば繁栄豊腴はんえいほういゆ大都会たいとくわいすみ年々ねん/\歳々せい/\梅柳ばいりう媆色ぜんしよくの春をたのしむ事じつ天幸てんかうの人といふべし。
雪国の人は春にして春をしらざるをもつて生涯しやうがいをはる。これをおもへば繁栄豊腴はんえいほういゆ大都会たいとくわいすみ年々ねん/\歳々せい/\梅柳ばいりう媆色ぜんしよくの春をたのしむ事じつ天幸てんかうの人といふべし。
その元日も此雪国の元日もおなじ元日なれども、大都会たいとくわい繁花はんくわ辺鄙へんひの雪中と光景ありさまかはりたる事雲泥うんでいのちがひなり。
その元日も此雪国の元日もおなじ元日なれども、大都会たいとくわい繁花はんくわ辺鄙へんひの雪中と光景ありさまかはりたる事雲泥うんでいのちがひなり。
されば人も三四月にいたらざれば梅花を不見みず、翁が句に 春もやゝ景色けしきとゝのふ月と梅、とぎんぜしは大都会たいとくわいの正月十五日なり。また「山里は万歳おそし梅の花」とは辺鄙へんひの三月なるべし。
されば人も三四月にいたらざれば梅花を不見みず、翁が句に 春もやゝ景色けしきとゝのふ月と梅、とぎんぜしは大都会たいとくわいの正月十五日なり。また「山里は万歳おそし梅の花」とは辺鄙へんひの三月なるべし。