トップ
>
ぞうちょう
ふりがな文庫
“ぞうちょう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
増長
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
増長
(逆引き)
あまり自分の力がすぐれているんで、あいつはこのごろでは、少し
増長
(
ぞうちょう
)
して来たらしく、地球上の人類を全部殺してしまって、自分らがそのかわりにとってかわろうとしているんだ
超人間X号
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
よく山の者が久米一の
傲慢
(
ごうまん
)
増長
(
ぞうちょう
)
を憎んで、かげ口に
増長天王
(
ぞうちょうてんのう
)
と悪口をいっているが、かりそめにも、この大川内で
窯焚
(
かまた
)
きの
上手
(
じょうず
)
では右へ出る者のない百助を、
足蹴
(
あしげ
)
にした
憤怒
(
ふんぬ
)
慢心
(
まんしん
)
の今の姿は
増長天王
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
但
(
ただ
)
し
呉々
(
くれぐれ
)
も妻は己の職業に
慢心
(
まんしん
)
して大切にして
貰
(
もら
)
う夫に
狎
(
な
)
れ、かりにも
威張
(
いば
)
ったり
増長
(
ぞうちょう
)
せぬこと。月並の
戒
(
いましめ
)
のようなれど、
余程
(
よほど
)
の心がけなくてはいわゆる女性の
浅
(
あさ
)
はかより、この
弊
(
へい
)
に
陥
(
おちい
)
り
易
(
やす
)
かるべし。
良人教育十四種
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
ぞうちょう(増長)の例文をもっと
(6作品)
見る
検索の候補
ぞうじょう
ぞうちやう