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そろう
ふりがな文庫
“そろう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
疎漏
46.4%
粗漏
42.9%
梳櫳
3.6%
麁陋
3.6%
麤漏
3.6%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
疎漏
(逆引き)
私の
疎漏
(
そろう
)
なところを補い、
誤謬
(
ごびゅう
)
のあるところを正して下さったならば、批評学が学問として未来に成立せんとは限らんだろうと思います。
文芸の哲学的基礎
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
そろう(疎漏)の例文をもっと
(13作品)
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粗漏
(逆引き)
彼は死の断定が如何に困難なものであるかを、様々の実例を挙げて説明し、彼の死亡診断が決して
粗漏
(
そろう
)
でなかったことを弁明しました。
パノラマ島綺譚
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
そろう(粗漏)の例文をもっと
(12作品)
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梳櫳
(逆引き)
予が先輩にして且知人たる
成島柳北
(
なるしまりうほく
)
先生より、彼が
西京祇園
(
さいきやうぎをん
)
の妓楼に、
雛妓
(
すうぎ
)
の
未
(
いまだ
)
春を
懐
(
いだ
)
かざるものを
梳櫳
(
そろう
)
して、以て死に到らしめしを
仄聞
(
そくぶん
)
せしも、実に此間の事に属す。
開化の殺人
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
そろう(梳櫳)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
麁陋
(逆引き)
時計師のみがことごとく時計の構造を知る、神のみがことごとく汝の
体
(
たい
)
を知るなり、ことにこの診断
麁陋
(
そろう
)
の時代にあたって我らは容易に失望すべきにあらざるなり
基督信徒のなぐさめ
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
そろう(麁陋)の例文をもっと
(1作品)
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麤漏
(逆引き)
畫人武清上州
桐生
(
きりふ
)
に
遊候時
(
あそびそろとき
)
、桐生の
何某
(
なにがし
)
申候には、數年
玉池
(
ぎよくち
)
へ詩を直してもらひに
遣
(
つかは
)
し
候
(
さふら
)
へ
共
(
ども
)
、
兎角
(
とかく
)
斧正
(
ふせい
)
麤漏
(
そろう
)
にて、時として同字などある時もありてこまり申候、これよりは五山へ
願可申候間
(
ねがひまうすべくそろあひだ
)
寿阿弥の手紙
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
そろう(麤漏)の例文をもっと
(1作品)
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