“ぜんりょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
善良93.8%
善霊6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こんな善良ぜんりょう人間にんげんでございますから、こちらの世界せかいうつっててからもいたって大平無事たいへいぶじ丁度ちょうど現世げんせでまめまめしく主人しゅじんつかえたように、こちらでは後生大事ごしょうだいじ神様かみさまつか
荷車の諸君が斯様なものを、と笑った栗、株立かぶだちはんの木まで、駄々をねて車に積んでもろうた。宰領さいりょうには、原宿住居の間よく仕事に来た善良ぜんりょうな小男の三吉と云うのを頼んだ。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
で、陽の照っているほうは、なんとか一世の善霊ぜんりょうしずまり、雨に降られているほうは、蛮人なんとかの悪霊、鎮まるという、こんな伝説の固有名詞は全部忘れてしまいました。
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)