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すりばん
ふりがな文庫
“すりばん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
摺半鐘
40.0%
擦半
20.0%
摺半鉦
20.0%
擂番
20.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
摺半鐘
(逆引き)
が、
恁
(
か
)
くまでの
激震
(
げきしん
)
に、
四谷見附
(
よつやみつけ
)
の、
高
(
たか
)
い、あの、
火
(
ひ
)
の
見
(
み
)
の
頂邊
(
てつぺん
)
に
活
(
い
)
きて
人
(
ひと
)
があらうとは
思
(
おも
)
はれない。
私
(
わたし
)
たちは、
雲
(
くも
)
の
底
(
そこ
)
で、
天
(
てん
)
が
摺半鐘
(
すりばん
)
を
打
(
う
)
つ、と
思
(
おも
)
つて
戰慄
(
せんりつ
)
した。
露宿
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
すりばん(摺半鐘)の例文をもっと
(2作品)
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擦半
(逆引き)
ますます大火になると見えて、空が赤味を加えて来て、
擦半
(
すりばん
)
の音や鐘の音が、いらだたしそうに聞こえて来た。
娘煙術師
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
擦半
(
すりばん
)
が鳴って寺の鐘が鳴って、火消しのはせて行く足の音なども、聞こえて来たことは来たけれども、この佐久間町の往来ばかりは、ただに寂しくて人通りもなかった。
娘煙術師
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
すりばん(擦半)の例文をもっと
(1作品)
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摺半鉦
(逆引き)
途端に十二時、
鈴
(
りん
)
を打つのが、ブンブンと風に響くや、一つずつ十二ヶ所、一時に起る
摺半鉦
(
すりばん
)
、早鐘。
朱日記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
すりばん(摺半鉦)の例文をもっと
(1作品)
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擂番
(逆引き)
遠くで近くで競ひ打つ、
擂番
(
すりばん
)
の音。
銭形平次捕物控:215 妾の貞操
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
すりばん(擂番)の例文をもっと
(1作品)
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