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擦半
ふりがな文庫
“擦半”の読み方と例文
読み方
割合
すりばん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すりばん
(逆引き)
ますます大火になると見えて、空が赤味を加えて来て、
擦半
(
すりばん
)
の音や鐘の音が、いらだたしそうに聞こえて来た。
娘煙術師
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
擦半
(
すりばん
)
が鳴って寺の鐘が鳴って、火消しのはせて行く足の音なども、聞こえて来たことは来たけれども、この佐久間町の往来ばかりは、ただに寂しくて人通りもなかった。
娘煙術師
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
諸方で
擦半
(
すりばん
)
や寺々の鐘が、いまだに鳴ってはいたけれど、この往来ばかりは静かなことよ! ——、少なくも美作にはめいりそうなほどにも身のまわりが静寂に思われているらしい。
娘煙術師
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
擦半(すりばん)の例文をもっと
(1作品)
見る
擦
常用漢字
中学
部首:⼿
17画
半
常用漢字
小2
部首:⼗
5画
“擦”で始まる語句
擦
擦違
擦剥
擦付
擦傷
擦合
擦寄
擦過傷
擦抜
擦硝子