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じよくせ
ふりがな文庫
“じよくせ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
濁世
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
濁世
(逆引き)
微笑
(
びせう
)
を
含
(
ふく
)
みて
讀
(
よ
)
みもてゆく、
心
(
こゝろ
)
は
大瀧
(
おほだき
)
にあたりて
濁世
(
じよくせ
)
の
垢
(
あか
)
を
流
(
なが
)
さんとせし、
某
(
それ
)
の
上人
(
しやうにん
)
がためしにも
同
(
おな
)
じく、
戀人
(
こひゞと
)
が
涙
(
なみだ
)
の
文字
(
もじ
)
は
幾筋
(
いくすぢ
)
の
瀧
(
たき
)
の
迸
(
ほとばし
)
りにも
似
(
に
)
て、
失
(
うしな
)
はん
心弱
(
こゝろよわ
)
き
女子
(
をなご
)
ならば。
軒もる月
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
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