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だくせ
ふりがな文庫
“だくせ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
濁世
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
濁世
(逆引き)
この人と、この人を
竢
(
ま
)
つ時世とを見て泣いた時から、子路の心は決っている。
濁世
(
だくせ
)
のあるゆる
侵害
(
しんがい
)
からこの人を守る
楯
(
たて
)
となること。
弟子
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
滔々
(
とうとう
)
、
濁世
(
だくせ
)
のとき、予は若き傷心を抱き、
襄陽
(
じょうよう
)
の郊外に屈居して、時あらん日を天に信じ、黙々、書を読み、田を耕しつつあったことは、さきに汝がいった通りにちがいない。
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
とて、微笑を含みて読みもてゆく、心は
大滝
(
おほだき
)
にあたりて
濁世
(
だくせ
)
の
垢
(
あか
)
を流さんとせし、
某
(
それ
)
の上人がためしにも同じく、恋人が涙の
文字
(
もんじ
)
は
幾筋
(
いくすぢ
)
の滝のほとばしりにも似て、気や失なはん、心弱き
女子
(
をなご
)
ならば。
軒もる月
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
だくせ(濁世)の例文をもっと
(3作品)
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