“じょうば”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
乗馬60.0%
定張20.0%
上葉20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こんな不都合ふつごうきわま汽車きしゃいとか、みな盗人ぬすびとのような奴等やつらばかりだとか、乗馬じょうばけば一にちに百ヴェルスタもばせて、そのうえ愉快ゆかいかんじられるとか
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
なんだか初めてらしくて、さいの目も、張りかたも、よく知らなかったそうですが、半方はんかた定張じょうばりで、一度もくずれず、勝ちっぱなし、玄人連の度胆を抜いたといいます。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
半方はんかた定張じょうばりで、一度もくずれずに、あっさり、勝ち逃げ。……ホホホホ、……後で、関東の親分衆が——あれは、なんだ? 素人面して、鬼殺しじゃねえか。……なんて、話してましたよ。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
「へえ……あっ、なるほど、こいつは私の勘違いで、上葉じょうばの方でございましたね。いやどうも飛んだ粗相をいって相済みません」
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)