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じさま
ふりがな文庫
“じさま”の漢字の書き方と例文
語句
割合
爺様
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
爺様
(逆引き)
足を
圧
(
おさ
)
えた片手を
後
(
うしろ
)
へ、腰の
両提
(
ふたつさげ
)
の中をちゃらちゃらさせて、
爺様
(
じさま
)
頼んます、
鎮守
(
ちんじゅ
)
の
祭礼
(
まつり
)
を見に、頼まれた
和郎
(
わろ
)
じゃ、と言うと、船を寄せた
老人
(
としより
)
の腰は
薬草取
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
亀井戸寄りの
町中
(
まちなか
)
で、屋台に山形の
段々染
(
だんだらぞめ
)
、
錣頭巾
(
しころずきん
)
で、いろはを揃えた、義士が打入りの石版絵を張廻わして、よぼよぼの
飴屋
(
あめや
)
の
爺様
(
じさま
)
が、
皺
(
しわ
)
くたのまくり手で、人寄せにその
鉦
(
かね
)
太鼓を
敲
(
たた
)
いていたのを
陽炎座
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
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