“しんきゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鍼灸40.0%
深仇30.0%
新旧10.0%
深宮10.0%
進級10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
伝六がいったあのときの駕籠の中の鍼灸しんきゅうの道具箱を、たいせつなもののようにそばへ引きよせて、本人なる宗助自身は、巧みなその早変わりを利用しつつ
道衍と建文帝けんぶんていと、深仇しんきゅう宿怨しゅくえんあるにあらず、道衍と、燕王と大恩至交あるにもあらず。実に解すからざるあるなり
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
「語学に新旧しんきゅうの区別があるか」と先生は恬然てんぜんとしていう。
ああ玉杯に花うけて (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
更衣こういとか典侍てんじとかよばれる深宮しんきゅうの女性にちがいない。いよいよ恐縮して、義貞はなかば夢心地で薬湯をおしいただいたが、あたりの花明りに、ふと、そのひとの顔を見たせつな
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
みんな、それぞれ一つずつ進級しんきゅうしたことが心をはずませ、足もとも軽かったのだ。
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)