“深宮”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しんきう50.0%
しんきゅう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
六月の氷まゐりぬ深宮しんきうの白の珊瑚さんごのみまくらもとに
舞姫 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
更衣こういとか典侍てんじとかよばれる深宮しんきゅうの女性にちがいない。いよいよ恐縮して、義貞はなかば夢心地で薬湯をおしいただいたが、あたりの花明りに、ふと、そのひとの顔を見たせつな
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)