“しゆんじゆん”の漢字の書き方と例文
語句割合
逡巡100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それからは不平の事は日をうて加はつても、準備のはかどつて行くのを顧みて、慰藉ゐしや其中そのうちに求めてゐた。其間に半年立つた。さてけふになつて見れば、心に逡巡しゆんじゆんするおくれもないが、又踊躍ようやくするきほひもない。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
沈黙と逡巡しゆんじゆんの中に
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
幾度いくたび逡巡しゆんじゆんした最後さいごに、旅館りよくわんをふら/\とつて、たうとう恩人おんじんたづねにました。
雪霊記事 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)