“しゅじょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:シュジョウ
語句割合
衆生82.2%
主上13.7%
守城1.4%
手状1.4%
拄杖1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
浄土に往生せんと思わん人は。安心起行と申して。心と行と相応ずべきなり。その心というは観無量寿経かんむりょうじゅきょうにときて。もし衆生しゅじょうあって。
法然行伝 (新字新仮名) / 中里介山(著)
かずかずおそれおおい事のなかに、……さる年のはじめ、御祝賀の賜宴しえんに臨御あらせられた主上しゅじょうには、御吸物の中より御箸をもって焼き豆腐を
日本婦道記:尾花川 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
と、いきどおりを、満面にみなぎらし、時もあろうに、前線の守城しゅじょうを脱けて、のめのめと、自分に降伏をすすめに来たこの一老臣の言を、頭からどなりつけて、完膚かんぷなきまで、ののしった。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
大きな黒印こくいんがすわっている。徳川家康とくがわいえやす手状しゅじょうだ。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そこで、拄杖しゅじょうを取って、両者の頭の上にかけ渡して言う
大菩薩峠:25 みちりやの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)