守城しゅじょう)” の例文
と、いきどおりを、満面にみなぎらし、時もあろうに、前線の守城しゅじょうを脱けて、のめのめと、自分に降伏をすすめに来たこの一老臣の言を、頭からどなりつけて、完膚かんぷなきまで、ののしった。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)