“黒印”の読み方と例文
読み方割合
こくいん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
左京之介はその場では読まないで、封皮の黒印こくいんだけを切り破り、しるしを与えてふたりへ返した。
鳴門秘帖:06 鳴門の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
いまも、祐筆ゆうひつになにか書かせながら、じぶんは花判かきはん黒印こくいんをペタペタしている。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
大きな黒印こくいんがすわっている。徳川家康とくがわいえやす手状しゅじょうだ。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)