“しゅうえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
醜穢50.0%
衆会16.7%
修慧16.7%
宗衣16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
穏やかな方の人々が次第にひき上げてゆくと共におとなしい趣がなくなり、夜更けがあらゆる種類の醜穢しゅうえ
群集の人 (新字新仮名) / エドガー・アラン・ポー(著)
鹿ししたに法勝寺ほっしょうじは、月に幾日かは、必ず法話や専修念仏の衆会しゅうえが催されるのに、この十一月しもつきから師走しわすになってからは
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
鹿ししたに俊寛僧都しゅんかんそうずいおり衆会しゅうえのお催しあることと存じまするが、院の御深みふかくにわしてすら、道聴途説どうちょうとせつ、とかく、世上のうるさい折から、さような集まりの席へ
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
かようなわけで、仏教では一口に、智慧と申しましても、これに三種あるといっております。聞慧もんえ思慧しえ修慧しゅうえとの三慧がそれです。すなわち第一に聞慧というのは、耳から聞いた智慧です。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
普化ふけ宗衣しゅうえを着ていれば、髪も切下きりさげでなければならぬが、黒紬くろつむぎ素袷すあわせを着流して、髪だけがそのままでは、なんとなく気がさすし、そこらをウロついている原士はらしの眼を避ける上にも
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)