トップ
>
醜穢
>
しゅうえ
ふりがな文庫
“
醜穢
(
しゅうえ
)” の例文
彼は自分の肉体に、あらゆる
醜穢
(
しゅうえ
)
を塗り付けた後、自分の心の状態が如何に
落魄
(
らくはく
)
するだろうと考えて、ぞっと
身振
(
みぶるい
)
をした。
それから
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
穏やかな方の人々が次第にひき上げてゆくと共におとなしい趣がなくなり、夜更けがあらゆる種類の
醜穢
(
しゅうえ
)
を
群集の人
(新字新仮名)
/
エドガー・アラン・ポー
(著)
醜穢
(
しゅうえ
)
なる俗界の通弁となりてその
嘲罵
(
ちょうば
)
するところとなり、その冷遇するところとなり、終生涙を飲んで寝ての夢覚めての夢に郎を思い郎を恨んで、遂にその愁殺するところとなるぞうたてけれ。
桜の実の熟する時
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
“醜穢”の意味
《名詞》
醜く、穢らわしいこと。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
醜
常用漢字
中学
部首:⾣
17画
穢
漢検1級
部首:⽲
18画
“醜”で始まる語句
醜
醜男
醜態
醜女
醜怪
醜悪
醜聞
醜婦
醜陋
醜草