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したしち
ふりがな文庫
“したしち”の漢字の書き方と例文
語句
割合
下質
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
下質
(逆引き)
然程
(
さるほど
)
に喜八は妻のお梅を奉公に
出
(
いだ
)
し
取替
(
とりかへ
)
として金二兩
借
(
か
)
り内一兩二分は
支度
(
したく
)
に
遣
(
つか
)
ひ殘り二分を
持
(
もち
)
て同町の
質屋源右衞門方
(
しちやげんゑもんかた
)
へ行き
當夏
(
たうなつ
)
入置
(
いれおき
)
し夜具蒲團を
請出
(
うけいだ
)
しけるに此質屋
此邊
(
このへん
)
にての
善
(
よき
)
身代
(
しんだい
)
故
(
ゆゑ
)
多く
下質
(
したしち
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
勤
(
つと
)
め久兵衞と申す者にて何も決して
怪
(
あや
)
しき者には御座なく候と申すに
馬籠
(
まごめ
)
岡村の兩人此包みは如何致したる品なるやと尋ねければ久兵衞は
拔
(
ぬか
)
らぬ
面
(
かほ
)
にてヘイ是は
下質
(
したしち
)
へ
下
(
さげ
)
に參る品で御座りますと云ふに兩人ナニ下質へ
下
(
さげ
)
に
行
(
ゆく
)
かとコレ
宜加減
(
いゝかげん
)
な
虚
(
うそ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
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