“さゝはら”の漢字の書き方と例文
語句割合
笹原100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それとればにはかかたすぼめられてひとなければあはたゞしく片蔭かたかげのある薄暗うすくらがりにくるまわれせていこひつ、しづかにかへりみればれも笹原さゝはらはしるたぐひ
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
お梅は此処こゝに長居もしませんのはすねきず持ちゃ笹原さゝはら走るのたとえで、すぐに門前へ出まして、これからお繼を捜して歩きましたが、何処どこへ行ったかとんと知れなかったが
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)