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さむぞら
ふりがな文庫
“さむぞら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
寒空
90.0%
寒天
10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寒空
(逆引き)
(翌年七銭に値上。)氷あずきなど東京中探したってもうどこにもありはしない
寒空
(
さむぞら
)
に、浅草では依然として氷をかけた愛玉只を売っているのだ。
如何なる星の下に
(新字新仮名)
/
高見順
(著)
寒空
(
さむぞら
)
に月が凍りつくように光っている夜だったよ。私を山へ連れて登ってくれというのだ。私は
比叡山
(
ひえいざん
)
は
女人禁制
(
にょにんきんぜい
)
で女は連れて登るわけに行かないと断わったのだ。
出家とその弟子
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
さむぞら(寒空)の例文をもっと
(18作品)
見る
寒天
(逆引き)
都の
巷
(
ちまた
)
には影を没せる円太郎馬車の、
寂然
(
せきぜん
)
と大道に傾きて、
痩
(
や
)
せたる馬の
寒天
(
さむぞら
)
に
俯
(
ふ
)
して
藁
(
わら
)
を
食
(
は
)
めり
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
妾はまた彼を愛して、
果
(
はて
)
は互いに思い思われ、妾の入浴するごとに彼は来りて
垢
(
あか
)
を流しくれ、また夜に
入
(
い
)
れば
床
(
とこ
)
を同じうして
寒天
(
さむぞら
)
に
凍
(
こお
)
るばかりの
蒲団
(
ふとん
)
をば体温にて暖め
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
さむぞら(寒天)の例文をもっと
(2作品)
見る
“さむぞら”の意味
《名詞》
さむぞら【寒空】
冬の寒々とした空。
冬の寒い天候。冬天。寒天。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
かんてん
アガア
ゼラチン
さむそら