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さぎむすめ
ふりがな文庫
“さぎむすめ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
鷺娘
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鷺娘
(逆引き)
白壁町
(
しろかべちょう
)
の
春信
(
はるのぶ
)
の
住居
(
すまい
)
では、
今
(
いま
)
しも
春信
(
はるのぶ
)
が
彫師
(
ほりし
)
の
松
(
まつ
)
五
郎
(
ろう
)
を
相手
(
あいて
)
に、
今度
(
こんど
)
鶴仙堂
(
かくせんどう
)
から
板
(
いた
)
おろしをする「
鷺娘
(
さぎむすめ
)
」の
下絵
(
したえ
)
を
前
(
まえ
)
にして、
頻
(
しき
)
りに
色合
(
いろあわ
)
せの
相談中
(
そうだんちゅう
)
であったが
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
此所は造型上でも一番手こずる難所である。とにかく清正の
髯
(
ひげ
)
は此所に楽に生え、長兵衛の決意は此所でぐっときまり、
鷺娘
(
さぎむすめ
)
の超現実性も此所からほのぼのと立ちのぼるのである。
九代目団十郎の首
(新字新仮名)
/
高村光太郎
(著)
ちょうど
此家
(
ここ
)
の裏口、垂を上げると、中から出たのは、先刻の
松坂木綿
(
まつざかもめん
)
らしい粗末な綿入れを着た娘とは似も付かぬ、
縮緬
(
ちりめん
)
の
白無垢
(
しろむく
)
を着て、帯まで白いのを締めた、
鷺娘
(
さぎむすめ
)
のような
銭形平次捕物控:021 雪の精
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
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