“相談中”の読み方と例文

読み方	割合
そうだんちゅう	100.0%

そうだんちゅう

飫肥藩では仲平を相談中（そうだんちゅう）という役にした。仲平は海防策を献じた。これは四十九のときである。五十四のとき藤田東湖と交わって、水戸景山公に知られた。

安井夫人 (新字新仮名) ／ 森鴎外(著)

白壁町（しろかべちょう）の春信（はるのぶ）の住居（すまい）では、今（いま）しも春信（はるのぶ）が彫師（ほりし）の松（まつ）五郎（ろう）を相手（あいて）に、今度（こんど）鶴仙堂（かくせんどう）から板（いた）おろしをする「鷺娘（さぎむすめ）」の下絵（したえ）を前（まえ）にして、頻（しき）りに色合（いろあわ）せの相談中（そうだんちゅう）であったが

おせん (新字新仮名) ／ 邦枝完二(著)

相	常用漢字 小３ 部首:⽬ 9画
談	常用漢字 小３ 部首:⾔ 15画
中	常用漢字 小１ 部首:⼁ 4画