“さかうへ”の漢字の書き方と例文
語句割合
坂上100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
西の方へ傾いた日が斜めに広い坂を照らして、坂上さかうへの両側にある工科の建築の硝子窓がらすまどが燃える様に輝やいてゐる。
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
十二月三十日じふにぐわつさんじふにちきち坂上さかうへ得意場とくいばあつらへの日限にちげんおくれしをびにきて、かへりは懷手ふところでいそあし草履ざうり下駄げたさきにかゝるものは面白おもしろづくにかへして、ころ/\ところげる
わかれ道 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)