“さうめん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
索麪50.0%
索麺25.0%
麪条25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
掛け竝（な）めて玉名少女が扱（こ）きのばす翁索麪（さうめん）は長きしら糸
夢殿 (新字旧仮名) ／ 北原白秋(著)
龍虎梅竹（りうこばいちく）、玉堂富貴（ぎよくだうふつき）、ナソレ牡丹（ぼたん）に芍藥（しやくやく）、薄（すゝき）に蘭（らん）、鯉（こひ）の瀧登（たきのぼ）りがと云（い）ふと、鮒（ふな）が索麺（さうめん）を食（く）つて、柳（やなぎ）に燕（つばめ）を、倒（さかさま）に懸（か）けると、蘆（あし）に雁（がん）とひつくりかへる……ヨイ／＼と云（い）ふ奴（やつ）でさ。
画の裡 (旧字旧仮名) ／ 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
「二日、雨。（中略。）木賀古島久婦（こたうきうふ）の病を訪ふ。宿主松坂屋寿平治より蕎麦麪条（さうめん）を贈。」「宿主」と云ふより推すに、再び木賀に舎つたのであらう。「古島久婦」の四字は解し難い。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) ／ 森鴎外(著)